日本医療情報学会では、研究成果の発表時には利益相反(COI)の開示が必要であり、本大会でも利益相反自己申告書の提出が必要になります。対象は筆頭発表者・筆頭講演者であり、会員・非会員の別なく、学生、企業の方も対象となります。
利益相反自己申告書(様式1-A)は以下よりダウンロードして、詳細論文提出の際、演題登録システムよりご提出をお願いします。医療情報の分野においては、産学連携による研究が行われることが少なくなく、研究による学術的成果を社会へ還元する公的利益だけでなく、産学連携活動などにより生ずる個人的利益が発生する場合があり、これを利益相反(Conflict of Interest:COI)と呼んでいます。産学連携活動を推進すればするほど、多くの利益相反状態を生ずることは避けられません。しかしながら、利益相反状態そのものは何ら批難されるべきものではありません。日本医療情報学会では、産学連携等による研究の適正な推進を図るため、研究を行う者が自ら利益相反状態を適切に開示し、研究成果を社会へ還元することとしています。
すべての発表者は、自分が発表する内容に関する利益相反状態を開示してください。口頭発表の場合はスライド等で、ポスター発表の場合はポスター等で開示してください(例1)。
開示すべき事項・基準は下記のとおりとしますが、基準に満たない事項の開示を妨げるものではありません。また、開示すべき利益相反状態がない場合は、その旨を開示してください(例2)。開示すべき基準のなかの合計額は、年額等ではなく、発表する内容に関して支払われた額の総額です。
例1)開示すべき事項があるときのCOI開示例
例2)開示すべき事項がないときのCOI開示例
例3)開示すべき事項があるときのCOI開示例
(企業の方が大学の研究員として籍を置くなど、複数の組織や団体等に所属している場合)
COI開示に関する問い合わせは日本医療情報学会事務局へお願いします。