チュートリアル番号 | チュートリアルA-1 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)13時00分~14時30分 ※受付開始12時30分 |
開催会場 | B会場(神戸ファッションマート9階 EX1-A)※シアター形式 |
オーガナイザー | 江本 豊 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
一般社団法人医療情報標準化推進協議会 |
テーマ | HELICS協議会チュートリアル ~会員各団体の標準化への取り組み紹介~ |
座長 | 江本 豊( 一般社団法人医療情報標準化推進協議会) |
演者 |
岡田 美保子(一般社団法人医療情報標準化推進協議会) 山下 貴範(一般社団法人日本医療情報学会) 鈴木 真人(一般社団法人日本画像医療システム工業会) 田中 利夫(一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会) 上野 善裕(一般財団法人流通システム開発センター) 壇原 一之(日本HL7協会) |
参加申込方法 | 当日登録 |
事前参加申込URL | 事前参加申込不要。詳細はhttp://helics.umin.ac.jp/event_20231122pre.html |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 有(1ポイント) |
概要 |
医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)は、2001年に設立されました。
プログラム
主な活動は、医療情報システムで扱う患者情報などを電子的に交換するための方法、コードや保存形式について、我が国の医療情報分野に適用し利用することが望ましい標準規格を評価審査することです。利用分野ごとで使用すべき標準規格を推奨し、指針を定め、医療情報標準化レポートを提供しています。 HELICS協議会は「標準に関する関係者合意を形成しうる団体」として選定されており、採択された指針のなかから、厚生労働省の保健医療情報標準化会議の審査を経て、厚労省標準規格が定められます。現在26の厚労省標準規格があります。 HELICS協議会は2023年現在、12の団体が会員となっています。本チュートリアルでは、その中から6つの会員団体の医療情報標準化への取り組みの最新状況を解説します。
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チュートリアル番号 | チュートリアルA-2 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)13時00分~15時00分 ※受付開始12時30分 |
開催会場 | C会場(神戸ファッションマート9階 EX1-B) ※シアター形式 |
オーガナイザー | 安藤 裕 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
日本IHE協会 |
テーマ | IHEチュートリアル 「ここまで進んだIHE - IHE UPDATE 2023 -」 |
座長 | 安藤 裕(日本IHE協会) 細羽 実(日本IHE協会) |
演者 |
安藤 裕(日本IHE協会、埼玉メディカルセンター) 島西 聡(日本IHE協会 放射線委員会) 近藤 恵美(日本IHE協会 病理・臨床細胞委員会) 塩川 康成(日本IHE協会 接続検証委員会) 木村 通男(日本IHE協会 net-PDI委員会) 細羽 実(日本IHE協会 普及推進委員会) |
参加申込方法 | 事前登録 |
事前参加申込URL | https://ihe-j.sakura.ne.jp/event-info/modules/eguide/event.php?eid=95 |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 有(1ポイント) |
概要 |
医療情報システムの守備範囲は拡大し、医療情報システムは複数のベンダが提供し、複数のシステムが稼動するマルチベンダ化が進んでいる。Integrating the Healthcare Enterprise(IHE)は、このような環境で発生する諸問題を解決するために1999年に北米で誕生し、日本では2001年にIHE-Japanが設立され活動している。 IHEは、病院情報システム(HIS)、放射線部門システム(RIS)、医用画像管理システム(PACS)、検査部門システム(LIS)などの医療情報システムの相互運用性(情報の連携・活用)を推進する統合化プロジェクトである。近年では、地域連携システムの実現に役立つ仕組みや、ベッドサイドや手術室などに導入する情報システム、モーバイル端末での医療情報の取扱い、など対象範囲が広がっている。日本では、医用画像の媒体経由の交換方法、地域医療連携における情報連携基盤技術仕様など4統合プロファイルが、医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)の指針となり、さらに厚労省標準規格として採択されている。 本チュートリアルでは、IHEの概要をやさしく解説した後、最近改訂された、あるいは注目されているIHE統合プロファイル(業務シナリオ)について解説する。 1.IHE活動のVision、2.放射線分野(RAD):概要と造影剤の管理(CAM)の進捗、3.病理・臨床検査分野(PaLM):概要とDigital pathology、4.IHE認定技術者の役割とその試験、5.「コネクタソンとコネクタソンシール」の魅力、6.クラウド型交換仕様、7.ベンダーロックインについて解説します。 医療情報システムの利用者だけでなく、システムを販売するメーカーの営業や業務担当の方を対象として、講演を行います。 |
チュートリアル番号 | チュートリアルA-3 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)13時00分~15時00分 ※受付開始12時30分 |
開催会場 | D会場 (神戸ファッションマート9階 EX2-A) ※シアター形式 |
オーガナイザー | 竹之内 喜代輝 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
SS-MIX 普及推進コンソーシアム |
テーマ | SS-MIX2 初級編 |
座長 | 竹之内 喜代輝(SS-MIX 普及推進コンソーシアム) |
演者 |
竹之内 喜代輝(SS-MIX 普及推進コンソーシアム) 木村 通男(川崎医療福祉大学) 西川 彰則(和歌山県立医科大学附属病院) 三上 史哲(香川大学医学部附属病院) |
参加申込方法 | 事前登録 |
事前参加申込URL | eri6ellen-cons@ss-mix.org |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 有(1ポイント) |
概要 |
SS-MIX2 は、その基盤となった「静岡県版電子カルテ」が平成18年に開始されてから、今年で17年目にあたります。今年3月に実施した調査によれば、SS-MIX2ストレージにデータが出力されている病院は1,161施設、診療所は294施設、薬局は290施設、介護施設・その他は46施設で、合計1,791施設でした。 SS-MIX2 ストレージの普及は急速に進んでおり、そのデータを利活用することが急務となっていると考えられます。そこで、今回のチュートリアルではSS-MIX2の最新の普及状況(調査結果)、技術的な基礎の解説に加えて、医療施設の先生方より実際の利活用ついてのご発表をお願いすることと致しました。西川先生には、「青洲リンク」10年の歩みとして、電子お薬手帳・ 遠隔医療・在宅医と連携した病診連携連携・PHR機能の実装等の最新の話題をご紹介いただきます。三上先生には、医療情報システムのサイバーセキュリティ対策としてのSS-MIXの活用についてお話しいただきます。
今後、SS-MIX2 ストレージをどのように利活用したらよいかご検討いただいている医療施設の方々に、是非、ご参加いただきたいと考えております。 参加をご希望される方はすべて事前申込みです。SS-MIX 普及推進コンソーシアムのホームページ「インフォメーション」の申込み方法をご参照ください。
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チュートリアル番号 | チュートリアルA-4 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)15時30分~17時30分 ※受付開始15時00分 |
開催会場 | B会場(神戸ファッションマート9階 EX1-A) ※シアター形式 |
オーガナイザー | 松本 武浩 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
日本医療情報学会研修企画委員会(長崎大学病院医療情報部) |
テーマ | 「医療情報システム安全管理ガイドライン6.0に基づくサイバーセキュリティを重視した システム保守契約書作成の要点解説」 |
座長 | 松本 武浩(長崎大学病院医療情報部) |
演者 |
松本 武浩(日本医療情報学会研修企画委員会、
長崎大学病院医療情報部) 山下 芳範(日本医療情報学会研修企画委員会、
福井大学附属病院医療情報部) 鳥飼 幸太(日本医療情報学会研修企画委員会、
群馬大学附属病院医療情報部) |
参加申込方法 | オンライン登録 |
事前参加申込URL | https://jami-symp.info/jcmi43/ |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 有(1ポイント) |
概要 | 2023年6月1日付で医療情報システム安全管理ガイドライン6.0が発出された。5.2版と比較して大幅に強化された項目として、医療機関側での管理責任が挙げられる。これは医療機関側でサイバーセキュリティ対策の実施責任の所在と項目について明確化することを含んでおり、具体的には医療機器、医療情報システムを運用開始する際の保守契約内容の定め方に影響が生じる。本チュートリアルでは、総合病院、単科病院、診療所の区分、ならびに各医療機関にて運営されている医療情報担当セクションの機能について概観するとともに、実施が必要な安全管理の内容について、医療機関側の管理責任を充足させ、適切な項目について実施責任を保守契約について分界するかについて、解説を行う。参加者には保守契約のテンプレートを提供することで、自施設における保守契約の在り方について見直すとともに、今後の保守契約の締結に役立てることを企図する。 |
チュートリアル番号 | チュートリアルA-5 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)15時30分~17時30分 ※受付開始15時00分 |
開催会場 | C会場(神戸ファッションマート9階 EX1-B) ※シアター形式 |
オーガナイザー | 小林 慎治 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
特定非営利活動法人日本openEHR協会 |
テーマ | openEHR/ISO13606入門 |
座長 | 小林 慎治(特定非営利活動法人日本openEHR協会) |
演者 |
小林 慎治(特定非営利活動法人日本openEHR協会) 木村 映善(愛媛大学) |
参加申込方法 | 事前登録 |
事前参加申込URL | https://openehr.connpass.com/ |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 無 |
概要 |
ISO 13606規格とその開発母体であるopenEHR仕様は高い柔軟性を持ち、豊富な臨床概念モデルを提示しデータの標準化を推進している。このチュートリアルでは、まず、HL7 FHIRやCDAにも影響を与えたopenEHRの概念モデル設計について解説する。 次にその実装事例としてEHRbaseとその応用事例について紹介する。最期に、モデル駆動型開発の実例として、openEHRの実装について解説を行う。 対話の中で診療記録のあるべき姿について論考を深めていきたい。 |
チュートリアル番号 | チュートリアルA-6 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)15時30分 ~17時30分 ※受付開始15時00分 |
開催会場 | D会場(神戸ファッションマート9階 EX2-A) ※シアター形式 |
オーガナイザー | 檀原 一之 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
日本HL7協会 |
テーマ | FHIR活用方法検討グループのご紹介 |
座長 | 檀原 一之(日本HL7協会情報教育委員会) |
演者 |
檀原 一之(日本HL7協会) 木村 通男(日本HL7協会) 太田 恵子(大阪公立大学医学部附属病院) 大江 和彦(東京大学大学院医学系研究科) 宮崎 真理子(東北大学大学院医学系研究科) 田中 良一(岩手医科大学) 宮川 力(保健医療福祉情報システム工業会) |
参加申込方法 | 事前登録 |
事前参加申込URL |
現地開催(セミナー会場)をお申込みの場合:https://www.hl7.jp/seminar_entry/00228(10/23から有効)
Web視聴をお申込みの場合:https://www.hl7.jp/seminar_entry/00229(10/23から有効) |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 有(1ポイント)※現地参加者のみ技師ポイント申請対象とする。 |
概要 |
HL7は2019年1月に、FHIRの最初の正式バージョンR4をリリースしました。
FHIRは、医療アプリケーション間で情報を交換するための、一貫性のある実装が容易なメカニズムを提供することを目指しています。 HL7のV2、V3とRIM、およびCDAの定義および実装を通じて得た教訓、成功を基に、さらなる標準として開発されました。 日本では、JAMIの課題研究会やJAHISで、国内におけるFHIR活用方法の検討が進められています。 本チュートリアルでは、HL7 FHIRの背景、FHIR活用方法検討グループの活動内容を紹介していただきます。
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チュートリアル番号 | チュートリアルA-7 |
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開催日時 | 2023年11月22日(水)12時00分~14時00分 ※受付開始11時30分 |
開催会場 | E会場(神戸ファッションマート9階 EX2-B) ※シアター形式 |
オーガナイザー | 土屋 喬義 |
主催団体 (オーガナイザー所属) |
一般社団法人日本Mテクノロジー学会 |
テーマ | M学会公式サービスセット「IPCI」でchat-GPTとFHIRサーバを連携してみよう! |
座長 |
土井 俊祐(千葉大学) 本多 正幸 (千葉大学病院企画情報部) |
演者 |
鳥飼 幸太(群馬大学医学部附属病院) 山ノ内 祥訓(熊本大学附属病院) 土井 俊祐(千葉大学医学部附属病院) 木村 倫人(千葉大学医学部附属病院) 土屋 喬義(日本Mテクノロジー学会) |
参加申込方法 | 事前登録 |
事前参加申込URL | https://forms.gle/oSeBX5nZDuT44Qj67 |
参加費 | 無料 |
医療情報技師ポイント | 有(1ポイント) |
概要 | 令和4年に医療DX推進本部が立ち上がり、HL7 FHIRなどの新たな標準規格の採用を前提とした電子カルテの標準化の推進とともに、標準型電子カルテシステムの開発などが進められている。今後、電子カルテの標準化が進むとともに、次世代クリニカルパスであるe-Pathの導入や、柔軟な開発環境のもとに提供される診療用Webアプリケーションの開発が加速化することが期待されている。 日本Mテクノロジー学会では、これらと高親和性を持つ医療情報サービスセットである「In-Process Clinical Intelligence(IPCI、呼称アイピーシーアイ)」を公式開発している。このサービスセットの主な利点は、RESTを中心とするフロープログラミングとHL7 FHIRサーバ機能を標準で有していることであり、無償のオープンソース・仮想マシンとして提供することが可能である。本チュートリアルでは、IPCIの仮想マシンを配布し、サービスの立ち上げから、FHIRサーバとしての使い方について、デモならびにハンズオンによる演習を行う。また、IPCIがREST利用に優れたエコシステムであることを示す目的で、chatGPTとの通信を伴うFHIRサーバ機能連動のテスト実装を演習する。演習参加に際しては、20GB以上の空きストレージ容量と、2CPU・4GBメモリ以上の仮想マシン割当が可能なPCをご準備いただければ、自身の環境に容易に組み込むことが可能である。 |